建築・技術

第一種電気工事士

(だいいっしゅでんきこうじし)

合格率 33.00% 33.00%
難易度 3/5 ★★★☆☆
勉強時間の目安 300時間
受験料 13,000円
コスパ指数 3.3 / 5.0 3.3
独学しやすさ指数 2.7 / 5.0 2.7

この資格の指数について

※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。

データ最終更新:2026年7月25日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。

種別国家資格
主催団体電気技術者試験センター
試験形式学科試験(CBTまたは筆記・四肢択一式)と技能試験(配線図に基づく実技)の2段階。学科合格者のみ技能試験に進める。
受験料13,000円
合格率33.00%
難易度★★★☆☆
勉強時間の目安300時間

概要

第一種電気工事士は、一般財団法人電気技術者試験センターが実施する国家資格で、一般用電気工作物(住宅・小規模店舗など)に加えて、最大電力500kW未満の自家用電気工作物(工場・ビルなどの高圧受電設備を含む)の電気工事に従事できる資格である。第二種電気工事士が一般用電気工作物に限られるのに対し、第一種は扱える工事の範囲が大きく広がる点が最大の違いである。

試験は学科試験と技能試験の2段階で構成される。学科試験では、電気理論、配電理論、電気工事の施工方法、検査方法、電気機器・材料、関連法規などが四肢択一式で出題され、技能試験では、与えられた配線図をもとに、制限時間内に実際の電線・器具を用いて配線工事を行う実技が課される。技能試験では欠陥(施工の誤り)が一つでもあれば不合格となる厳格な採点基準が採られている。

学科試験の合格率は50%前後、技能試験の合格率は60%前後で推移し、両方をあわせた最終的な合格率はおおむね30%台とされる。標準的な学習時間の目安は300時間程度で、電気工事士としての実務経験がある人でも、技能試験対策として配線作業の反復練習が欠かせない。

受験自体には年齢・学歴などの制限はなく誰でも受験できるが、免状の交付を受けるには試験合格後3年以上の実務経験(電気主任技術者免状取得者は5年以上など、ルートにより異なる)を満たす必要がある。試験は学科(CBT方式または筆記)・技能の2段階で年1回実施され、実施元は電気技術者試験センター、受験手数料は13,000円(インターネット申込み・非課税)。

工場・ビルなど高圧受電設備を扱う現場で必要とされることが多く、第二種電気工事士からのステップアップとして取得する電気工事従事者が多い。電気主任技術者(電験三種など)とあわせて取得することで、施工と保安管理の両面をカバーできる技術者としての市場価値が高まり、電気工事会社や設備管理会社でのキャリアアップに直結する資格である。

第一種電気工事士は、第二種電気工事士と異なり、受験だけであれば実務経験がなくても学科・技能試験に挑戦できる点が特徴だが、実際に「第一種電気工事士」を名乗って工事に従事するには、免状交付という別のハードルを越える必要がある。この実務経験要件は令和3年4月の制度改正で5年から3年に短縮されており、若手技術者がより早く上位資格を活かせるようになった。技能試験で扱う候補問題はあらかじめ公表されており、受験者は複数の候補問題を反復練習することで対策を進めるのが一般的である。ビル・工場の高圧受電設備は今後の更新需要も見込まれており、対応できる技術者の確保は電気工事業界全体の課題となっている。第二種電気工事士の資格だけでは扱えない高圧受電設備(キュービクル等)の工事に対応できるようになるため、電気工事店の中には第一種電気工事士の有資格者数を強みとしてアピールする企業もある。技能試験で使用する工具・材料は受験者自身が用意する必要があり、事前の練習量がそのまま合否に直結しやすい試験としても知られている。

受験資格

受験自体に制限はなく誰でも受験できるが、免状交付には試験合格後3年以上の実務経験などの要件を満たす必要がある。

取得後の活かし方

工場やビルなど高圧受電設備を含む自家用電気工作物の電気工事に従事できるようになり、第二種電気工事士に比べて対応できる現場の幅が大きく広がる。電気工事会社や設備管理会社では、有資格者の確保が受注できる工事の範囲を左右するため、資格手当や昇進の対象になりやすい。実務では高圧受電設備の新設・改修工事など専門性の高い工事を任される機会が増える。電気主任技術者(電験三種など)と組み合わせて取得することで、施工と保安管理の両面をカバーできる技術者として評価され、独立開業を目指す際の土台にもなる。ビル・工場の高圧受電設備は老朽化に伴う更新需要も見込まれており、対応できる技術者としての将来的な需要は安定している。電気主任技術者とのダブルライセンスにより、施工から保安管理まで一貫して担える技術者として、転職市場でも高く評価されやすい。第二種からの資格取得者にとっては、対応できる工事の幅が広がることで年収アップにつながるケースも多い。

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よくある質問

第一種電気工事士の受験資格・条件を教えてください。

受験自体に制限はなく誰でも受験できるが、免状交付には試験合格後3年以上の実務経験などの要件を満たす必要がある。

第一種電気工事士の合格率と難易度はどのくらいですか?

合格率は約33.00%、難易度は5段階中3です。

第一種電気工事士の勉強時間の目安はどのくらいですか?

勉強時間の目安は約300時間で、標準的の水準です。学習開始時の知識により個人差があります。

第一種電気工事士の受験料はいくらですか?

受験料は13,000円(標準的)です。最新の金額は主催団体(電気技術者試験センター)の公式情報でご確認ください。

第一種電気工事士はどのような形式で受験しますか?

CBT方式で、テストセンターで通年受験しやすい試験です。

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