建築・技術

第二種電気工事士

(だいにしゅでんきこうじし)

合格率 - -
難易度 2/5 ★★☆☆☆
勉強時間の目安 100時間
受験料 11,100円
コスパ指数 2.9 / 5.0 2.9
独学しやすさ指数 4.2 / 5.0 4.2

この資格の指数について

※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。

データ最終更新:2026年7月23日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。

種別国家資格
主催団体電気技術者試験センター(経済産業省所管)
試験形式学科試験(CBT/筆記・多肢選択式)・技能試験(配線作業の実技)
受験料11,100円
合格率-
難易度★★☆☆☆
勉強時間の目安100時間

概要

第二種電気工事士は、一般住宅や小規模な店舗・事務所など、600ボルト以下で受電する電気設備の工事に従事するために必要な国家資格である。電気工事士法に基づき、無資格者が電気工事を行うことは感電・漏電による火災など重大な事故につながる危険があるため法律で禁止されており、屋内配線工事やコンセント・スイッチの増設、エアコンの電気工事など、生活に密着した電気工事を行うための必須資格として位置づけられている。第一種電気工事士がビルや工場など大規模な自家用電気工作物まで扱えるのに対し、第二種は一般用電気工作物(一般住宅・小規模施設)に限定される点が大きな違いである。無資格での電気工事は施工不良による火災事故のリスクを高めるだけでなく、法律違反として罰則の対象にもなるため、住宅・店舗の電気設備を扱う事業者にとって資格保有者の確保は事業運営上不可欠である。

試験は学科試験と技能試験の二段階で構成される。学科試験はCBT方式または筆記方式で実施され、電気に関する基礎理論、配電理論、電気工事の施工方法、法令などがマークシート・多肢選択方式で出題される。過去問と類似した問題が多く出題される傾向があるため、過去問演習を中心とした対策で合格を目指しやすい試験とされる。技能試験は、学科試験合格者(学科免除者含む)を対象に、あらかじめ公表された候補問題の中から出題される配線図に基づき、実際に工具を使って電線の接続や器具の取り付けを行う実技試験で、一定時間内に欠陥なく完成させる必要がある。候補問題はあらかじめ複数パターンが公表されており、受験者はその中からどれが出題されても対応できるよう、工具の使い方や結線作業を繰り返し練習して本番に臨む。

学科試験の合格率は例年60%前後、技能試験の合格率は70%前後で、両方に合格して初めて資格が得られる。合格率の数字自体は他の国家資格に比べて高めだが、技能試験は独学での対策が難しく、実際に工具を使った練習を重ねる必要がある点が、この試験特有の難しさとされる。技能試験では、電線の被覆のはぎ取りやリングスリーブ・差込形コネクタによる結線作業などが評価対象となり、時間内の作業スピードと正確さの両方が求められる。試験は年2回(上期・下期)実施され、学科試験はCBT方式であれば期間内の都合の良い日程で受験できる一方、技能試験は指定された日時・会場で受験する必要がある。

受験資格に年齢・学歴・実務経験などの制限はなく、誰でも受験できる。工業高校の在学中に受験する生徒も多く、学校によっては授業の一環として試験対策が行われている。合格後は「電気工事士免状」の交付を受けることで、初めて第二種電気工事士として電気工事に従事できるようになる。免状は都道府県知事から交付され、工事の現場では携帯を求められる場面もある。

住宅や店舗の電気工事に従事したい人、建設・設備業界でのキャリアを考える人に向く資格である。実技試験の対策には工具一式や訓練用電線が必要になるため、独学の場合は事前に練習環境を整えておくことが合格への近道とされる。就職・転職や独立開業に直結しやすく、より大規模な工場やビルの電気工事まで扱える第一種電気工事士へのステップとしても取得される。DIYや自宅の電気設備の知識としても実生活で役立つ資格であり、工業高校や専門学校の在学中に取得を目指す学生も多く、実務直結型の代表的な国家資格として定着している。

受験資格

受験資格の制限なし。誰でも受験可。

取得後の活かし方

住宅や店舗の電気工事に従事できる実務資格として建設・設備業界で需要が高い。電気工事店や電気設備工事会社への就職・転職に直結するほか、独立して個人事業主として電気工事を請け負う働き方も可能で、資格手当を支給する企業も多く、未経験者でも資格取得を条件に採用する求人が一般的である。

実務では、新築住宅の配線工事から、既存住宅のコンセント増設・照明器具の交換、エアコンの電源工事まで、生活に密着した電気工事全般を担当できる。ハウスメーカーや工務店と連携して住宅設備の工事を請け負う電気工事店では、第二種電気工事士の有資格者が現場作業の中心を担う。

就職・転職や独立に直結し、より大規模な工場・ビルの電気工事まで扱える第一種電気工事士へのステップとしても取得される。施工管理技士など建設系の上位資格とあわせて取得し、現場作業から施工管理まで担当領域を広げるキャリアも見られるほか、DIYや自宅の電気設備の知識としても役立つ資格である。近年は太陽光発電設備やEV(電気自動車)用充電設備の設置工事など、新しい分野の電気工事需要も増えており、資格を活かせる仕事の幅は広がりを見せている。

PR広告・アフィリエイトを含みます。以下のリンクから購入・申込があった場合、当サイトが報酬を受け取ることがあります。

掲載している合格率・難易度・コスパ指数などの評価は、教材・講座の広告有無とは無関係に、公表データを基に独立して算出しています。教材/講座リンクは学習リソースを探す補助であり、資格の順位・評価には一切影響しません。

よくある質問

第二種電気工事士は国家資格ですが、受験に条件はありますか?

受験資格の制限はなく、学歴・年齢を問わず受験できます。

第二種電気工事士の勉強時間の目安はどのくらいですか?

勉強時間の目安は約100時間で、少なめの水準です。学習開始時の知識により個人差があります。

第二種電気工事士の受験料はいくらですか?

受験料は11,100円(標準的)です。最新の金額は主催団体(電気技術者試験センター(経済産業省所管))の公式情報でご確認ください。

第二種電気工事士はどのような形式で受験しますか?

CBT方式で、テストセンターで通年受験しやすい試験です。

関連・比較できる資格