建築・技術

第三種電気主任技術者(電験三種)

(だいさんしゅでんきしゅにんぎじゅつしゃ)

合格率 18.00% 18.00%
難易度 4/5 ★★★★☆
勉強時間の目安 1,000時間
受験料 7,700円
コスパ指数 3.4 / 5.0 3.4
独学しやすさ指数 3.0 / 5.0 3.0

この資格の指数について

※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。

データ最終更新:2026年7月25日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。

種別国家資格
主催団体電気技術者試験センター
試験形式「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目のマークシート方式(五肢択一)。CBT方式・筆記方式のいずれかを選べ、科目ごとの合否判定(科目合格制度)が採られている。
受験料7,700円
合格率18.00%
難易度★★★★☆
勉強時間の目安1000時間

概要

第三種電気主任技術者(電験三種)は、一般財団法人電気技術者試験センターが実施する国家資格で、事業用電気工作物のうち電圧5万ボルト未満(出力5,000kW以上の発電所を除く)の設備について、工事・維持・運用の保安監督を行う「電気主任技術者」として選任されるために必要な資格である。電気主任技術者は法令上、一定規模以上の自家用電気工作物を設置する事業者に選任が義務づけられており、電験三種はその中でも取得者数が最も多い基礎的な区分にあたる。

試験科目は「理論」「電力」「機械」「法規」の4科目で、理論では電気回路・電子理論・電磁気学、電力では発電・変電・送配電設備、機械では電動機・変圧器などの電気機器や自動制御・情報、法規では電気事業法をはじめとする関連法規と保安に関する計算が問われる。各科目とも五肢択一のマークシート方式で出題され、科目ごとに独立して合否が判定される「科目合格制度」が採られている点が特徴で、一部科目に合格した場合は申請により最大で連続5回まで当該科目の試験が免除される。

合格率は科目合格制度による見かけ上の変動があるものの、近年はおおむね15〜20%程度で推移しており、電気系の国家資格の中でも難関に位置づけられる。標準的な学習時間の目安は1,000時間前後とされ、電気系の学科を専攻していない社会人が独学で合格を目指す場合は、数年がかりで科目合格を積み重ねていくケースも多い。

受験資格に制限はなく、誰でも受験できる。2023年度からはCBT方式が導入され、従来の筆記方式とあわせて年2回(上期・下期)実施されている。実施元は電気技術者試験センターで、受験手数料はインターネット申込みで7,700円(非課税)。

電力会社やビル管理、工場の電気設備管理など、電気主任技術者の選任が義務づけられる幅広い現場で必要とされる資格で、独占的な業務独占資格として長く安定した需要がある。上位資格として第二種・第一種電気主任技術者があり、扱える電圧・出力の範囲が段階的に広がる。電気工事士(第一種・第二種)が主に工事の施工を担うのに対し、電気主任技術者は設備の保安管理・監督を担う立場にあり、両資格を組み合わせて取得することでキャリアの幅が広がる。

電験三種は電気主任技術者資格の中で唯一、学歴・実務経験を問わず誰でも試験のみで取得できる区分であり、第二種・第一種は上位区分の試験合格に加えて実務経験が必要になる場合がある点で異なる。2023年度からのCBT方式導入は、従来年1回だった試験を年2回に増やす制度改正と歩調を合わせたもので、受験機会の拡大により近年の合格率上昇にもつながっているとされる。試験科目のうち「理論」は他の3科目の土台となる基礎科目であり、理論を苦手とする受験者が科目合格を積み重ねる際の最初の壁になりやすいとされる。太陽光発電など再生可能エネルギー設備の増加に伴い、電気主任技術者の需要は今後も高い水準で推移すると見込まれている。

受験資格

制限なし。誰でも受験できる。

取得後の活かし方

電力会社、ビル管理会社、工場・データセンターの設備管理部門など、電気主任技術者の選任が法令で義務づけられる幅広い現場で必要とされる独占的な資格で、取得すれば安定した需要と資格手当が期待できる。合格率15〜20%程度の難関資格であるため、取得自体が高い専門性の証明になり、転職市場でも評価されやすい。実務では受変電設備の保安管理や法定点検の統括などを担う。上位資格の第二種・第一種電気主任技術者へのステップアップの起点となるほか、電気工事士など施工系資格と組み合わせることで、設計から保安管理まで一貫して対応できる技術者を目指せる。太陽光発電など再生可能エネルギー設備の増加により、電気主任技術者の求人需要は今後も高い水準が見込まれている。科目合格制度を活用すれば数年かけて計画的に取得を目指せるため、働きながら学習するビジネスパーソンにも取り組みやすい資格である。独占業務資格であるため、資格保有者自体が企業にとって法令遵守上必要不可欠な存在となる。

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よくある質問

第三種電気主任技術者(電験三種)は国家資格ですが、受験に条件はありますか?

受験資格の制限はなく、学歴・年齢を問わず受験できます。

第三種電気主任技術者(電験三種)の合格率と難易度はどのくらいですか?

合格率は約18.00%、難易度は5段階中4です。

第三種電気主任技術者(電験三種)の勉強時間の目安はどのくらいですか?

勉強時間の目安は約1,000時間で、長めの水準です。学習開始時の知識により個人差があります。

第三種電気主任技術者(電験三種)の受験料はいくらですか?

受験料は7,700円(標準的)です。最新の金額は主催団体(電気技術者試験センター)の公式情報でご確認ください。

第三種電気主任技術者(電験三種)はどのような形式で受験しますか?

CBT方式で、テストセンターで通年受験しやすい試験です。

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