簿記・会計

日商簿記検定1級

(にっしょうぼきけんていいっきゅう)

合格率 10.00% 10.00%
難易度 4/5 ★★★★☆
勉強時間目安 700時間
受験料 8,800円
コスパ指数 3.1 / 5.0 3.1
独学しやすさ指数 2.6 / 5.0 2.6

この資格の指数について

※イメージや評判ではなく、公開されている難易度・受験料・勉強時間のデータに基づく独自算出値です。

データ最終更新:2026年8月6日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。

種別公的資格
主催団体日本商工会議所
試験形式記述式/統一試験(筆記)
受験料8,800円
合格率10.00%
難易度★★★★☆
勉強時間目安700時間

概要

日商簿記検定1級は、日本商工会議所および各地商工会議所が実施する日商簿記検定(3級・2級・1級)の最上位級で、大企業を含む幅広い会計処理を体系的に理解し、財務諸表を作成・分析できる高度な実務能力を証明する資格である。合格すると税理士試験の受験資格要件の一つ(資格要件)を満たすことができ、出題内容の一部は公認会計士試験の財務会計論・管理会計論とも重なるため、会計専門職を目指す人にとって重要な通過点として位置づけられている。

出題科目は商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算の4科目(各25点、合計100点満点)で、2級までの内容に加えて、連結会計、企業結合・事業分離会計、外貨換算会計、税効果会計、リース会計、キャッシュ・フロー計算書の作成、本支店会計、意思決定会計(業務執行的意思決定・構造的意思決定)、標準原価計算や直接原価計算といった管理会計の応用論点まで扱う。理論的な背景を問う会計学の記述・論述的要素と、実務に即した計算問題の両方が出題される。

試験は商業簿記・会計学を組み合わせた90分と、工業簿記・原価計算を組み合わせた90分の2コマ(合計180分、9時開始)で構成され、前半のみ・後半のみの受験は認められない。合格基準は4科目合計70点以上、かつ各科目とも25点満点中10点以上を満たす必要がある足切り方式で、1科目でも極端に得点が低いと合計点が基準を超えても不合格となる。合格率は例年低い水準にとどまり、簿記系資格の中でも突出して難易度が高い。一般的な学習時間の目安は500〜1,000時間程度とされる。

受験資格に制限はなく、誰でも受験できる。試験は統一試験(ペーパー方式)のみで実施され、2級・3級と異なりネット試験(CBT)には対応していない。実施回数は年2回で、受験料は主催団体の公表する金額を確認されたい。計算用紙が配布され、電卓は計算機能のみのものに限られる。

2023年度(第73回)の税理士試験より、会計科目である簿記論・財務諸表論は学歴・職歴を問わず受験資格が撤廃され誰でも受験できるようになったが、税法科目の受験にはなお学識・資格・職歴のいずれかの要件を満たす必要があり、日商簿記1級合格は現在もその資格要件の一つとして有効である。公認会計士・税理士を目指す学習者が本格的な受験勉強前の実力確認として取得するほか、上場企業の経理・財務部門や会計コンサルティング業界では、連結決算など専門性の高い業務を任される際の証明としても評価される。

受験資格

受験資格の制限なし。誰でも受験可。

取得後の活かし方

公認会計士・税理士といった会計専門職を目指す人が、本格的な受験勉強に入る前の到達目標やステップアップ資格として取得するケースが多い。税理士試験では税法科目の受験に学識・資格・職歴のいずれかの要件が求められるが、日商簿記1級の合格はその資格要件の一つとして認められており、大学で会計・経済系を専攻していない社会人が税理士を目指す際の入り口としても活用できる。出題範囲が公認会計士試験の財務会計論・管理会計論と一部重なるため、上位資格へ進む際の基礎固めとしての意味も大きい。実務面では、上場企業の経理・財務部門や会計コンサルティング業界で、連結決算や高度な会計基準への対応など専門性の高い業務を任される際の証明として評価されやすい。同じく税理士受験資格につながる全経簿記能力検定上級とは採点方式(科目ごとの一括判定か否か)や出題形式が異なり、学習の目的や併願の計画に応じて選択・併用されている。合格率が低い難関級であることから、履歴書上では会計知識の深さと学習継続力を示す希少性の高い証明としても機能する。

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掲載している合格率・難易度・コスパ指数などの評価は、教材・講座の広告有無とは無関係に、公表データを基に独立して算出しています。教材/講座リンクは学習リソースを探す補助であり、資格の順位・評価には一切影響しません。

よくある質問

日商簿記検定1級は公的資格ですが、受験に条件はありますか?

受験資格の制限はなく、学歴・年齢を問わず受験できます。

日商簿記検定1級の合格率と難易度はどのくらいですか?

合格率は約10.00%、難易度は5段階中4です。

日商簿記検定1級の勉強時間の目安はどのくらいですか?

勉強時間の目安は約700時間で、やや長めの水準です。学習開始時の知識により個人差があります。

日商簿記検定1級の受験料はいくらですか?

受験料は8,800円(標準的)です。最新の金額は主催団体(日本商工会議所)の公式情報でご確認ください。

日商簿記検定1級の試験形式を教えてください。

日商簿記検定1級の試験形式は「記述式/統一試験(筆記)」です。

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