IT・情報

情報セキュリティマネジメント試験

(じょうほうせきゅりてぃまねじめんとしけん)

合格率 65.00% 65.00%
難易度 2/5 ★★☆☆☆
勉強時間目安 100時間
受験料 7,500円
コスパ指数 60点 ★★★☆☆
独学しやすさ指数 83点 ★★★★☆

この資格の指数について

※人気やイメージではなく、公開データに基づく独自算出値です。

データ最終更新:2026年7月25日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。

種別国家資格
主催団体情報処理推進機構(IPA)
試験形式CBT方式・多肢選択式(科目A/科目B)。試験時間120分。
受験料7,500円
合格率65.00%
難易度★★☆☆☆
勉強時間目安100時間

概要

情報セキュリティマネジメント試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験「情報処理技術者試験」の一区分で、スキルレベル2に位置づけられる。エンジニアだけでなく、総務・人事・営業・企画など情報システムを利用する立場の従業員が、組織の情報資産を脅威から守るためのリスク管理と対策を実践できる人材であることを証明する資格である。技術者向けの高度試験である情報処理安全確保支援士とは異なり、情報セキュリティを「守る側」の実務担当者・管理者としての基礎知識を対象にしている点が特徴である。

出題は科目A(知識問題)と科目B(事例に基づく状況設定問題)の2部構成で、情報セキュリティの基礎(脅威、暗号技術、認証技術など)に加え、情報セキュリティ管理(リスクアセスメント、情報セキュリティポリシー、ISMSの考え方)、法務(個人情報保護法、不正アクセス禁止法などの関連法規)、さらにテクノロジ系科目(ネットワーク、データベース、システム開発)の基礎知識まで幅広く扱う。科目Bでは、実際の企業を想定した事例文を読み、そこで発生しているセキュリティ上の問題点や適切な対応を選択させる設問が中心となる。

合格率は例年60%台後半〜70%台前半で推移しており、情報処理技術者試験の中では易しめの部類に入る。標準的な学習時間の目安は100時間前後とされ、ITパスポート試験からのステップアップ、あるいは情報処理安全確保支援士などの高度試験に進む前の基礎固めとして受験されることが多い。合格基準は科目A・科目Bともに満点の60%程度である。

受験資格に制限はなく、誰でも受験できる。試験はCBT(コンピュータを用いた試験)方式で全国のテストセンターで実施され、通年で複数回受験の機会がある。試験時間は120分。実施元はIPAで、受験手数料は7,500円(税込)。

情報システムを利用するすべての社会人にとって基礎的なセキュリティリテラシーを客観的に示せる資格で、特に総務・人事・経理など非IT部門の従業員や、新入社員研修の一環として取得を推奨する企業も多い。ITパスポート試験の内容をより情報セキュリティに特化・深掘りした位置づけにあり、さらに専門性を高めたい場合は情報処理安全確保支援士や、応用情報技術者試験へのステップアップが考えられる。

情報処理技術者試験は、ITパスポート試験(レベル1)を基礎として、情報セキュリティマネジメント試験と基本情報技術者試験がレベル2に並び、その上に応用情報技術者試験(レベル3)、高度試験・情報処理安全確保支援士試験(レベル4)が続く体系になっている。情報セキュリティマネジメント試験は2016年度に新設された比較的新しい区分で、それ以前は基本情報技術者試験の中でセキュリティ分野が扱われていたが、標的型攻撃やランサムウェアなど情報セキュリティ上の脅威が社会問題化したことを背景に、利用者側の視点に立った独立区分として設けられた経緯がある。科目Bの事例形式の出題は、単なる用語暗記ではなく、実際の職場で起こり得る場面を想定した判断力を測る狙いがあり、情報システム部門以外の従業員が受験する意義を高めている。

受験資格

制限なし。誰でも受験できる。

取得後の活かし方

組織の情報セキュリティ対策を実践できる人材としての基礎知識を証明でき、情報システム部門に限らず、総務・人事・営業など幅広い部署で評価されやすい。新入社員研修や社内のセキュリティ教育の一環として受験を推奨する企業も多く、社内でのセキュリティ啓発担当者としての立場を得やすくなる。実務では、標的型攻撃メールへの対応や情報資産の管理ルール整備など、日常業務の中でのリスク回避行動に直結する知識が身につく。将来的に専門性を高めたい場合は、より高度な情報処理安全確保支援士や応用情報技術者試験へのステップアップが可能で、IT部門でのキャリア形成の入り口としても位置づけられる。情報処理技術者試験全体の入り口としても機能するため、IT業界を目指す学生が基本情報技術者試験に進む前の力試しとして受験するケースもあり、ITパスポート試験からの継続的なステップアップの目安としても使いやすい。合格実績は、社内でのIT研修の到達目標としても設定しやすく、部署を問わず評価されやすい共通言語になる。

よくある質問

情報セキュリティマネジメント試験の受験資格はありますか?

学歴・年齢等の制限はなく、誰でも受験できます。

情報セキュリティマネジメント試験の合格率はどのくらいですか?

情報セキュリティマネジメント試験の合格率は約65.00%です。難易度の目安は5段階で2です。

情報セキュリティマネジメント試験の勉強時間の目安はどのくらいですか?

情報セキュリティマネジメント試験の合格に必要な勉強時間の目安は約100時間とされています(学習前の知識により個人差があります)。

情報セキュリティマネジメント試験の受験料はいくらですか?

情報セキュリティマネジメント試験の受験料は7,500円です。最新の金額は主催団体の公式情報をご確認ください。

情報セキュリティマネジメント試験はどのような試験形式ですか?

情報セキュリティマネジメント試験はCBT方式で、通年受験しやすい試験です。

関連・比較できる資格