(きほんじょうほうぎじゅつしゃしけん)
※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。
データ最終更新:2026年7月23日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。
| 種別 | 国家資格 |
|---|---|
| 主催団体 | 情報処理推進機構(IPA) |
| 試験形式 | CBT方式(科目A:多肢選択/科目B:多肢選択) |
| 受験料 | 7,500円 |
| 合格率 | |
| 難易度 | ★★☆☆☆ |
| 勉強時間の目安 | 200時間 |
基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門とされる、経済産業省認定の情報処理技術者試験制度における基礎レベルの国家試験である。実施団体は独立行政法人情報処理推進機構(IPA)で、ITパスポートの一段上に位置づけられる試験区分である。ITパスポートが全社会人を対象とした基礎的な知識・素養を問う試験であるのに対し、基本情報技術者試験はエンジニアとして必要な、より専門的なテクノロジー領域の知識・技能を問う点で位置づけが異なり、ソフトウェア開発やシステム運用に携わる技術者としての最初の到達目標とされている。プログラミング未経験からITエンジニアを目指す人にとっては、基礎理論を体系的に習得する機会にもなる。SIerやIT企業の多くが新人研修のカリキュラムに組み込んでおり、入社後早期の取得を目標に設定する企業が多い、業界内で広く認知された試験である。
試験は科目Aと科目Bの2部構成である。科目Aは90分・60問の四肢択一式で、テクノロジ系(コンピュータ構成要素・ネットワーク・データベース・セキュリティなど)、マネジメント系(開発プロジェクトの管理手法など)、ストラテジ系(経営戦略・システム戦略など)の3分野から出題される。科目Bは100分・20問の多肢選択式で、アルゴリズムとプログラミングの理解を問う問題が中心となり、情報セキュリティに関する実践的な理解も問われる。過去の制度改定でアルゴリズム・プログラミング分野の比重が高まっており、実際にコードを読み解く力が合否を左右する試験になっている。従来の午後試験で採用されていた特定プログラム言語の選択式出題は廃止され、擬似言語による出題に一本化されており、特定のプログラミング言語を学んでいなくても、論理的な処理の流れを読み解く力があれば対応できる出題形式になっている。
合格基準は科目A・科目Bともに1,000点満点(相対評価によるスコア方式)中600点以上で、いずれか一方でも基準に届かなければ不合格となる。合格率は制度改定後は40〜50%前後で推移しており、標準的な学習時間の目安はプログラミング未経験者で200時間前後、経験者であればより短期間での合格も見込める。合格率はITパスポートよりも低いものの、情報処理技術者試験全体の中では入門〜基礎レベルに位置づけられ、独学での合格者も多い。アルゴリズムとプログラミングの基礎的な考え方に早期に慣れることが、科目Bの得点安定につながるとされる。科目A試験には一定の条件を満たすことで免除される制度もあり、専門学校や大学の授業を通じて取得を目指すルートも用意されている。
受験資格に年齢・学歴などの制限はなく、誰でも受験できる。情報系の専門学校・大学に在学中の学生が、就職活動を見据えて在学中の取得を目指すケースも多い。試験はCBT方式で通年実施されており、都合の良いタイミングで受験できるほか、不合格の場合も比較的短い間隔で再受験しやすい環境が整っている。
新人エンジニアや、これからITエンジニアを目指す学生・未経験者に向く資格である。応用情報技術者試験や、ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストといった高度試験へのステップアップの基盤としても位置づけられ、ITパスポートからの継続的なキャリア形成の中核を担う試験であり、情報系学部の学生が在学中に取得を目指す代表的な国家試験の一つでもあり、未経験からIT業界への転職を目指す社会人にとっても、学習意欲と基礎知識を示す客観的な材料になる。
受験資格の制限なし。学歴・年齢・国籍を問わず誰でも受験可。
ITエンジニアとしての基礎知識を体系的に有することの証明になり、新卒採用や社内のスキル評価で評価されやすい資格である。SIer(システムインテグレーター)やIT企業の中には、新入社員研修の到達目標として基本情報技術者試験の取得を課すところも多く、入社後早い段階での取得が期待される場面が多く、資格手当や報奨金を支給する企業も少なくない。
実務では、プログラミングの基礎的な考え方だけでなく、ネットワークやデータベース、セキュリティといったシステム開発・運用に共通する基礎知識を有していることの裏付けとなり、上流工程の要件定義から下流工程の実装・テストまで、幅広い業務での土台として機能する。
応用情報技術者試験や高度試験(ネットワークスペシャリスト・データベーススペシャリストなど)へのステップアップの基盤としても位置づけられており、将来的に特定分野の専門性を深めたいエンジニアにとって、キャリアの初期段階で押さえておきたい資格である。プロジェクトマネージャーやITストラテジストといった上流工程の高度試験を見据えるうえでも、基本情報技術者試験で培った基礎知識が土台になる。
CBT方式で通年・随時実施(令和5年度〜)。
試験日程・受験申込の最新情報は、主催団体の公式サイトでご確認ください。
情報の最終確認:2026年8月6日
最新の日程・申込は情報処理推進機構(IPA)の公式サイトでご確認ください。
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基本情報技術者試験は国家資格ですが、受験に条件はありますか?
受験資格の制限はなく、学歴・年齢を問わず受験できます。
基本情報技術者試験の合格率と難易度はどのくらいですか?
合格率は約40.50%、難易度は5段階中2です。
基本情報技術者試験の勉強時間の目安はどのくらいですか?
勉強時間の目安は約200時間で、標準的の水準です。学習開始時の知識により個人差があります。
基本情報技術者試験の受験料はいくらですか?
受験料は7,500円(標準的)です。最新の金額は主催団体(情報処理推進機構(IPA))の公式情報でご確認ください。
基本情報技術者試験はどのような形式で受験しますか?
CBT方式で、テストセンターで通年受験しやすい試験です。