(ほいくし)
※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。
データ最終更新:2026年7月23日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。
| 種別 | 国家資格 |
|---|---|
| 主催団体 | 各都道府県(実施:全国保育士養成協議会) |
| 試験形式 | 筆記試験(9科目・マークシート方式)・実技試験(音楽/造形/言語から2分野選択) |
| 受験料 | 12,700円 |
| 合格率 | |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 勉強時間の目安 | 150時間 |
保育士は、児童福祉法に基づき、保育所などで子どもの保育や保護者への保育指導を行う専門職の国家資格である(平成15年の法改正により国家資格として位置づけられた)。乳幼児期の発達や心理を理解し、安全かつ健やかな成長を支える専門的な知識・技術を持つことを証明する資格で、遊びや生活習慣の習得を通じた発達支援だけでなく、保護者への子育て支援・相談対応も重要な業務の一つとされる。待機児童対策や共働き世帯の増加を背景に、社会的な必要性が高い専門職として位置づけられている。「保育士」は名称独占資格であり、資格を持たない者が保育士を名乗って業務を行うことは法律で禁じられているが、保育所での保育業務自体を独占するものではない点には留意が必要である。
取得ルートは大きく2つに分かれる。1つは、都道府県知事が指定する保育士養成施設(専門学校・短期大学・大学等)を卒業することで資格を得るルート、もう1つは保育士試験に合格するルートである。保育士試験の筆記試験は、保育原理・教育原理・社会的養護・子ども家庭福祉・社会福祉・保育の心理学・子どもの保健・子どもの食と栄養・保育実習理論の9科目で構成され、マークシート方式で実施される。筆記試験は科目合格制が採られており、一度合格した科目は3年間有効となるため、複数回に分けて全科目の合格を目指す受験戦略も一般的である。子どもの発達心理から栄養学、保育に関する法制度まで扱う範囲が幅広く、働きながら独学で受験する社会人も多いため、通信講座や過去問演習を活用した学習が広く行われている。
実技試験は、音楽に関する技術・造形に関する技術・言語に関する技術の3分野から2分野を選択して受験する。合格率は例年20%台前後で推移しており、幅広い科目を計画的に学習する必要がある難易度の試験である。試験は前期・後期の年2回実施され、地域による実施回数の違いはあるものの、年複数回の受験機会がある点は多くの国家資格と比べても有利な条件といえる。標準的な学習時間の目安は独学の場合で300〜500時間程度とされる。実技試験は筆記試験全科目に合格した受験者のみが挑戦でき、選択した2分野それぞれで6割以上の得点が合格の目安となる。
受験資格には、大学・短大・専門学校等の卒業(見込み含む)や、高卒者は児童福祉施設での実務経験など、一定の学歴・実務要件がある。学歴要件を満たさない場合でも、一定年数の実務経験を積むことで受験資格を得られるルートが用意されている。主催は各都道府県(指定試験機関として全国保育士養成協議会が実施を担う)である。合格後は都道府県知事への登録を行い、保育士登録証の交付を受けることで正式に保育士として業務にあたることができる。
保育所や認定こども園、児童養護施設などで子どもの保育・保護者支援に携わりたい人に向く資格である。子育て経験を活かして社会人になってから保育士を目指す人や、幼児教育・保育系の学部で学んだ学生が新卒でそのまま保育の現場に進むケースなど、多様な入り口がある資格でもある。待機児童対策を背景に需要が高く、取得により就職・転職の選択肢が広がるほか、幼稚園教諭免許とあわせて取得することで、幼保連携型認定こども園など活躍の場をさらに広げることができる。近年は保育士不足を背景に、社会人からの転職者を対象とした受験対策講座や実務経験を通じた学び直しの機会も充実してきている。
受験資格に要件あり。大学・短大・専門学校卒業者のほか、高卒の場合は児童福祉施設での所定の実務経験など、学歴・実務経験に応じた要件を満たす必要がある。
保育所や認定こども園などで保育の専門職として働くために必要な国家資格で、待機児童対策を背景に需要が高い。保育士資格の保有は、認可保育所での職員配置基準を満たすための必須要件であるため、資格保有者は保育業界において常に安定した求人ニーズがある。
取得により就職・転職の選択肢が広がり、認可保育所・小規模保育事業所・企業主導型保育施設・児童養護施設・学童保育など、子どもに関わる幅広い分野で活用できる。保育士としての経験を積んだ後、主任保育士や園長といった管理職を目指すキャリアパスも一般的である。
幼稚園教諭免許とあわせて取得することで、幼保連携型認定こども園など活躍の場をさらに広げることができ、両資格を併有する保育者は採用市場でも評価されやすい。子育て支援員や児童指導員など、保育士資格を基礎として関連分野へキャリアの幅を広げる道も見られる。ベビーシッターや病児保育、企業内保育施設など、保育所以外の多様な保育サービスの担い手としての需要も高まっている。放課後児童クラブ(学童保育)の指導員としても保育士資格が評価されるなど、乳幼児期にとどまらない子ども関連分野での活躍の場も広がっている。
年2回(前期・後期)。前期は筆記が例年4月頃・実技が例年6月下旬〜7月頃、後期は筆記が例年10月頃・実技が例年12月頃。
試験日程・受験申込の最新情報は、主催団体の公式サイトでご確認ください。
情報の最終確認:2026年8月6日
最新の日程・申込は各都道府県(実施:全国保育士養成協議会)の公式サイトでご確認ください。
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保育士の受験資格・条件を教えてください。
受験資格に要件あり。大学・短大・専門学校卒業者のほか、高卒の場合は児童福祉施設での所定の実務経験など、学歴・実務経験に応じた要件を満たす必要がある。
保育士の合格率と難易度はどのくらいですか?
合格率は約26.30%、難易度は5段階中3です。
保育士の勉強時間の目安はどのくらいですか?
勉強時間の目安は約150時間で、標準的の水準です。学習開始時の知識により個人差があります。
保育士の受験料はいくらですか?
受験料は12,700円(標準的)です。最新の金額は主催団体(各都道府県(実施:全国保育士養成協議会))の公式情報でご確認ください。
保育士の試験形式を教えてください。
保育士の試験形式は「筆記試験(9科目・マークシート方式)・実技試験(音楽/造形/言語から2分野選択)」です。