CFP資格審査試験と証券アナリスト(CMA)第1次レベルの違い・難易度比較

CFP資格審査試験と証券アナリスト(CMA)第1次レベルは、どちらを目指すか迷われることの多い組み合わせです。このページでは両資格を、合格率・勉強時間・難易度・受験料といったデータで並べて比較し、学習時間の目安からどちらが向いているかを整理します。

データで比較

項目CFP資格審査試験証券アナリスト(CMA)第1次レベル
主催日本FP協会(国際的にはFPSB加盟)日本証券アナリスト協会(SAA)
合格率非公開非公開
難易度4/53/5
受験料6,600円16,500円
勉強時間の目安400時間200時間
試験形式四肢択一・マークシート方式(1課目120分)マークシート(PBT)/CBT ※2026年秋試験よりCBT・PBT併用

CFP資格審査試験とは

CFP資格審査試験は、ファイナンシャル・プランニングの国際資格で、AFP認定者がさらに専門性を高めるための上位資格である。金融資産運用・不動産・タックスプランニング・相続事業承継・リスク管理と保険・ライフプランニングと資金計画の6課目に分かれ、四肢択一のマークシート方式(各120分)で実施される。全課目合格に加え、CFP認定研修や実務経験等の要件を満たして初めてCFP認定者となる。主催は日本FP協会で、国際的にはFPSB(Financial Planning Standards Board)に加盟しており、世界共通の水準を持つ資格として位置づけられる。6課目は1課目ずつの受験・合格が可能なため、働きながら段階的に取得を目指せる。国際的に認知された資格であるため、海外の金融機関でのキャリアを視野に入れる場合にも一定の通用性を持つ。

活かし方: 金融機関・保険会社・独立系FPとして富裕層向けの資産相談業務を行う際の高度な専門性の証明になる。国際資格であるためグローバルに通用する肩書きとしても評価され、独立系FPとして開業する際の信頼性の裏付けにもなる。相続・事業承継や複雑な資産運用相談など、より専門性の高い顧客対応を担いたい人に向く。企業オーナーの事業承継相談など、単発の金融商品販売にとどまらない包括的な提案力が求められる場面で活きる。

証券アナリスト(CMA)第1次レベルとは

証券分析・企業評価・ポートフォリオ運用など、投資のプロフェッショナルに求められる基礎知識を体系的に学び、その理解度を測る民間資格である。日本証券アナリスト協会が実施し、科目I(証券分析とポートフォリオ・マネジメント)・科目II(財務分析)・科目III(市場と経済の分析等)の3科目で構成される。受験にあたっては協会が実施する第1次レベル講座(通信教育)の受講が前提となっており、受験料とは別に講座受講料が必要となる点が他の検定と異なる特徴である。第1次レベル合格後は第2次レベルへと進む段階制がとられており、証券会社や資産運用会社など金融・運用業界で評価される知識の土台となる。

活かし方: 証券会社・資産運用会社・銀行などで、企業分析やポートフォリオ運用に携わる業務の基礎知識を備えていることの証明になる。第1次レベル合格は最終資格であるCMA取得への通過点であり、第2次レベルへ進むことでより実践的な運用・分析スキルを身につけられる。金融機関の調査部門やアナリスト職を志望する人にとって、業界標準の知識体系を学ぶ入り口として位置づけられる。

CFP資格審査試験と証券アナリスト(CMA)第1次レベル、どちらを選ぶべきか

学習時間の目安は「証券アナリスト(CMA)第1次レベル」が約200時間、「CFP資格審査試験」が約400時間で、およそ2倍の差があります。まず短期間で取得して足がかりにするなら「証券アナリスト(CMA)第1次レベル」、腰を据えて上位の専門性を狙うなら「CFP資格審査試験」が向いています。どちらも実務で評価される資格です。目的(独立/就職/スキル証明)と使える学習時間から選んでください。

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