BATIC(国際会計検定)とIFRS検定(国際会計基準検定)の違い・難易度比較

BATIC(国際会計検定)とIFRS検定(国際会計基準検定)は、どちらを目指すか迷われることの多い組み合わせです。このページでは両資格を、合格率・勉強時間・難易度・受験料といったデータで並べて比較し、学習時間の目安からどちらが向いているかを整理します。

データで比較

項目BATIC(国際会計検定)IFRS検定(国際会計基準検定)
主催東京商工会議所ICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)
合格率非公開75.70%
難易度3/53/5
受験料5,500円47,300円
勉強時間の目安-100時間
試験形式スコア型/筆記試験・CBT試験(過去実施時点)四肢択一・オンライン方式(60問・120分)

BATIC(国際会計検定)とは

BATIC(国際会計検定)は、英語による国際会計知識を測るスコア型検定として2001年から東京商工会議所が実施していたが、2022年度の第44回試験をもって終了し、現在は新規に受験することができない。会計知識と英語力を同時に評価する試験として、外資系企業や海外駐在の経理担当者、国際会計基準(IFRS)や米国基準に触れる機会の多い企業の実務者に活用されていた実績がある。試験終了の背景には、会計基準の国際化に伴い他の国際資格(IFRS検定やUSCPA等)への関心が高まったことなどが挙げられている。現在同様のニーズをカバーする資格としては、IFRS検定やUSCPA(米国公認会計士)などが挙げられ、国際会計分野で新たに資格を取得したい場合はこれらの現行資格を検討するのが現実的な選択肢となる。

活かし方: 現在は新規受験ができないため、これから資格を取得したい人にとっての選択肢としては活用できない。既に取得している場合は、英語での国際会計知識を有する証明として職務経歴書等でアピールする形になるが、試験自体が終了している点は留意しておきたい。国際会計分野でのスキルを新たに証明したい場合は、IFRS検定など現行の資格を検討するのが現実的である。

IFRS検定(国際会計基準検定)とは

IFRS検定(国際会計基準検定)は、国際会計基準審議会(IASB)が策定するIFRS(国際財務報告基準)の知識・理解力を測る検定である。英国の会計士団体ICAEW(イングランド・ウェールズ勅許会計士協会)が実施する国際資格で、2009年から日本語版の提供が開始され、英語以外の言語での実施は世界でも初の事例となった。選択式60問・120分のオンライン試験(正答率60%以上で合格)で、年3回(2月・6月・11月)実施される。日本企業の海外子会社や外資系企業でIFRSに基づく決算対応が求められる場面が増えており、国内基準との違いを体系的に学べる検定として関心が高まっている。任意適用を含めIFRSを採用する日本企業は年々増加傾向にあり、グローバルに事業展開する企業の経理・財務担当者にとって実務上の必要性も高まっている。

活かし方: 国際会計基準に基づく財務諸表作成・分析知識の証明として、外資系企業や海外展開企業の経理・財務部門、監査法人でのアピール材料になる。USCPA(米国公認会計士)学習者が国際会計の知識を補完する目的でも受験される。日本基準からIFRS任意適用へ移行する企業が増える中、実務担当者が基準の違いを体系的に整理する機会としても活用できる。海外子会社を持つ企業の連結決算業務に携わる際にも実務的な裏付けとなる。

BATIC(国際会計検定)とIFRS検定(国際会計基準検定)、どちらを選ぶべきか

どちらも実務で評価される資格です。目的(独立/就職/スキル証明)と使える学習時間から選んでください。

それぞれの詳細

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