(こうにんかいけいし)
※知名度や人気ではなく、難易度・受験料・勉強時間などの公開データから独自に算出した参考値です。
データ最終更新:2026年8月6日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。※受験料・合格率などは変動する場合があります。最新は各資格の公式サイトでご確認ください。
| 種別 | 国家資格 |
|---|---|
| 主催団体 | 公認会計士・監査審査会 |
| 試験形式 | 短答式(マークシート)・論文式(記述式) |
| 受験料 | 19,500円 |
| 合格率 | |
| 難易度 | ★★★★★ |
| 勉強時間目安 | 4000時間 |
公認会計士は、企業が作成する財務諸表が会計基準に照らして適正に作られているかを、経営者から独立した第三者の立場で検証する「監査」を独占的に行える、会計・監査分野における国内最高峰の国家資格である。上場企業をはじめとする一定規模以上の企業には財務諸表監査が法律で義務づけられており、その監査証明を行えるのは公認会計士(または監査法人)に限られる。この独占的な社会的役割の重さから、司法試験・不動産鑑定士などと並ぶ最難関資格の一つに数えられ、会計分野における専門性の到達点として広く認識されている。監査という業務は、投資家や取引先、金融機関など企業の外部の利害関係者が財務情報を信頼して意思決定を行うための土台を支える公共性の高い役割であり、資本市場全体の信頼性を担保する専門職として位置づけられている点も特徴である。
試験は短答式試験と論文式試験の2段階選抜で構成される。短答式試験は財務会計論・管理会計論・監査論・企業法の4科目のマークシート方式で、年2回実施され、いずれかで基準点を満たせば論文式試験に進める。論文式試験は会計学(財務会計論・管理会計論)・監査論・企業法・租税法に加え、経営学・経済学・民法・統計学から1科目を選ぶ選択科目の合計5科目で、例年3日間かけて実施される。単なる暗記では対応できない、会計理論を実務の場面に応用する論述力が問われる点が特徴である。租税法では法人税・所得税・消費税の計算問題が中心となり、経営学・経済学など選択科目も含めると学習範囲は会計・監査にとどまらず企業活動全般の理解を要求する構成になっている。
合格に必要な学習時間は2,500〜3,800時間程度が目安とされ、専門学校に通いながら2〜3年かけて合格を目指すケースが一般的である。合格率は短答式・論文式を通した最終合格率で見ると低く、狭き門であり、合格後も実務補習所での単位取得や実務経験、修了考査への合格を経て、初めて公認会計士としての登録に至るなど、資格取得までの道のりは長い。近年も制度の見直しが行われるなど、試験制度は継続的に更新されているため、受験を検討する際は毎年の公告内容を確認しておく必要がある。
受験資格に年齢・学歴・国籍などの制限はなく、誰でも挑戦できる。主催は公認会計士・監査審査会(実施運営は公認会計士・監査審査会事務局)で、大学在学中に短答式試験の合格を目指す学生も多い。会計士試験の学習範囲は企業法や租税法など法律科目も含む総合的な内容で、会計だけでなく法務・経営の幅広い知識が問われる試験である。合格者の年齢層は20代が中心だが、社会人経験を経てから受験勉強を始めるケースも珍しくなく、学習期間中は仕事と両立しながら専門学校の答案練習会などを活用して論述力を鍛える受験者が多い。
会計・財務の専門性を最上位レベルで身につけたい人、監査という社会的責任の大きい業務に携わりたい人に向く資格である。日商簿記2級・1級で会計の基礎を固めた学習者が次のステップとして目指すことが多く、公認会計士試験合格者は税理士登録も可能になるため、税務分野まで含めたキャリアの広がりを持つ点でも会計系資格の頂点に位置づけられる。中小企業診断士など経営コンサルティング系の資格とあわせて取得し、会計と経営の両面から企業を支援する専門家を目指す道も開かれている。
受験資格の制限なし。学歴・年齢・国籍を問わず誰でも受験可。
監査法人での財務諸表監査業務が中心的なキャリアパスとなるが、それ以外にもコンサルティングファーム、事業会社のCFO候補、金融機関の財務アドバイザリー部門、独立開業など幅広い進路が開ける会計分野の最上位資格である。監査法人では入所後にスタッフから始まり、シニアスタッフ・マネージャーへと昇進しながら、上場企業や大企業の監査チームの一員として経験を積むのが一般的なキャリアの入り口となる。
税理士登録も可能になるため、監査だけでなく税務まで含めた会計専門家としてのキャリアを築くこともでき、事業承継や相続対策など税務コンサルティングの領域に進む会計士も多い。M&Aや企業再生、IPO(株式公開)支援など、高度な財務知識と会計基準の理解が求められる案件への関与機会も豊富で、経営に近い立場で意思決定を支える働き方ができる点が特徴である。
会計・財務の専門性を武器に、経営に近い立場で活躍したい人に向く資格であり、事業会社に転じて経理・財務部門の管理職やCFOを目指すキャリアパスも一般的であり、監査で培った企業分析力を活かして投資ファンドや証券会社に転じる道も見られる。
短答式は年2回(12月・5月)、論文式は年1回(8月)。
試験日程・受験申込の最新情報は、主催団体の公式サイトでご確認ください。
情報の最終確認:2026年7月11日
最新の日程・申込は公認会計士・監査審査会の公式サイトでご確認ください。
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公認会計士は国家資格ですが、受験に条件はありますか?
受験資格の制限はなく、学歴・年齢を問わず受験できます。
公認会計士の合格率と難易度はどのくらいですか?
合格率は約7.40%、難易度は5段階中5です。
公認会計士の勉強時間の目安はどのくらいですか?
勉強時間の目安は約4,000時間で、長めの水準です。学習開始時の知識により個人差があります。
公認会計士の受験料はいくらですか?
受験料は19,500円(やや高め)です。最新の金額は主催団体(公認会計士・監査審査会)の公式情報でご確認ください。
公認会計士の試験形式を教えてください。
公認会計士の試験形式は「短答式(マークシート)・論文式(記述式)」です。