(つうかんし)
※人気やイメージではなく、公開データに基づく独自算出値です。
データ最終更新:2026年7月25日/出典:各資格の主催団体公式発表等を基にした参考値です。
| 種別 | 国家資格 |
|---|---|
| 主催団体 | 税関(財務省) |
| 試験形式 | 「通関業法」「関税法等」「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」の3科目からなる筆記試験(マークシート・記述混在)。 |
| 受験料 | 3,000円 |
| 合格率 | |
| 難易度 | ★★★☆☆ |
| 勉強時間目安 | 500時間 |
通関士は、関税法に基づく国家資格で、輸出入貨物の通関手続き(税関への申告書類の作成・提出など)を適正に行う専門家であることを証明する資格である。通関業者(通関業の許可を受けた事業者)は、営業所ごとに通関士を置くことが義務づけられており、貿易実務の中でも税関手続きに特化した専門性を持つ資格として位置づけられる。
試験科目は「通関業法」「関税法等」「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」の3科目で、通関書類の作成要領を問う科目では、輸出入申告書の記載や関税分類(品目分類)、課税価格の計算など実務的な内容が出題される。マークシート方式に加え、通関書類作成の実務科目では計算問題や書類作成に関する出題が含まれる。合格基準は各科目とも満点の60%以上を獲得することが目安とされる。
合格率は出題形式が大幅に変更された平成18年度以降おおむね10%前後で推移していたが、近年はやや上昇傾向にある。標準的な学習時間の目安は500時間前後とされ、関税分類や課税価格計算など独特の実務知識を要するため、貿易実務未経験者には決して易しい試験ではない。
受験資格に制限はなく、年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できる。試験は年1回(例年10月頃)実施され、実施元は税関(財務省)、受験手数料は3,000円(収入印紙による納付。通関業者勤務者はNACCS経由の電子納付で2,900円)。
貿易商社、通関業者(乙仲)、物流企業などで、輸出入貨物の通関実務を担う専門職として必須の資格であり、通関業者の営業所には有資格者の設置が法律で義務づけられているため、資格保有者は業界内で安定した需要がある。貿易実務検定などの関連資格と組み合わせて取得することで、貿易実務全般に対応できる人材としての価値が高まる。
通関士試験は、通関業法に基づき国家資格として位置づけられているが、通関士として業務を行うには試験合格に加えて、勤務先の通関業者を通じて税関長の確認を受ける手続きが必要になる。試験問題のうち「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」科目は、実際の輸出入申告書の様式に沿った出題がなされ、関税率表(HSコード)を用いた品目分類の知識が特に重視される。近年はEC(電子商取引)の拡大に伴う小口輸入貨物の増加や、経済連携協定(EPA)に基づく特恵関税の活用など、通関実務を取り巻く環境が変化しており、通関士に求められる知識も年々更新されている。通関士試験の合格者は、通関業者に勤務していなくても資格自体は保持できるが、実際に「通関士」として通関書類への記名・押印などの独占業務を行うには、通関業者に所属したうえで税関長の確認を受ける必要がある。貿易実務検定やIATA/FIATA資格など、物流・貿易分野の他資格と組み合わせて取得することで、輸出入から国内外の物流管理まで一貫して対応できる人材としての価値が高まる。また、通関士試験の合格実績は、貿易実務検定やIATA/FIATA資格と並んで、貿易・物流業界の採用選考で実務知識の裏付けとして参照されることが多い。
制限なし。年齢・学歴・国籍を問わず誰でも受験できる。
貿易商社、通関業者(乙仲)、物流企業などで、輸出入貨物の通関実務を担う専門職として必須の国家資格であり、通関業者の営業所には有資格者の設置が法律で義務づけられているため、業界内で安定した需要がある。実務では輸出入申告書の作成や関税分類、課税価格の計算など、専門性の高い業務を直接担当できるようになる。合格率10%前後の難関資格であるため、取得自体が貿易実務の専門性を示す証明になり、資格手当や昇進の対象になりやすい。貿易実務検定などの関連資格と組み合わせることで、貿易実務全般に対応できる人材としての価値がさらに高まる。経済連携協定(EPA)に基づく特恵関税の活用など、通関実務を取り巻く環境の変化に対応できる専門性も評価されやすい。貿易実務検定やIATA/FIATA資格など物流分野の他資格と組み合わせることで、輸出入から国内外の物流管理まで一貫対応できる人材としての価値が高まる。貿易実務全般に精通した人材としての評価が高まり、キャリアの幅を広げやすい資格でもある。
試験日程・受験申込の最新情報は、主催団体の公式サイトでご確認ください。
最新の日程・申込は公式サイトでご確認ください。
通関士の受験資格はありますか?
学歴・年齢等の制限はなく、誰でも受験できます。
通関士の合格率はどのくらいですか?
通関士の合格率は約15.00%です。難易度の目安は5段階で3です。
通関士の勉強時間の目安はどのくらいですか?
通関士の合格に必要な勉強時間の目安は約500時間とされています(学習前の知識により個人差があります)。
通関士の受験料はいくらですか?
通関士の受験料は3,000円です。最新の金額は主催団体の公式情報をご確認ください。
通関士はどのような試験形式ですか?
通関士の試験形式は「「通関業法」「関税法等」「通関書類の作成要領その他通関手続の実務」の3科目からなる筆記試験(マークシート・記述混在)。」です。